院長ブログ

2012.04.15

子宮頚がんワクチンについて

今月から子宮頚がんワクチンの接種を始めました。

子宮頚癌は、若い女性(20~30歳代)の悪性腫瘍罹患率で第1位で、

最近は妊娠・出産が高齢化している影響もあって、

妊娠に合併する癌という悲しい側面を持っています。

この子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因と特定され、

それでワクチンが開発されました。このワクチンと検診で

子宮頚がんの発症を”0”にできる!と考えられています。

手術や抗がん剤、放射線など治療で苦しむことを考えると、

ワクチン(+検診)で予防できるなんて、画期的だと思います。

沼津市の公費対象は
平成24年度に中学1年生~3年生、高校1年生相当の女の子ですので

接種について積極的に考えてみてはどうでしょうか。

ご希望の方は、お電話での予約をお願いしています。ワクチンには2種ありますので、

どちらかで悩んでおられる方には、その時のお電話で、当院の看護婦さんからの

説明を聞いてくださればと思います。
サーバリックス ガーダシル

さて、このワクチンの公費助成を公約として当選したのが三原じゅん子さんですが、

金八先生第1シリーズでちょっと影のある、大人びた15歳を演じていました。

”今は国会議員さんだもんな~”なんて思いながら見ています。