院長ブログ

2013.10.27

ビバ静岡

10/19は浜松での耳鼻科の学会に参加してきました。

100回記念でもあったので、今までの静岡県の耳鼻科の歩みを知る機会もあり、

その中で勤務医と開業医の関係がうまくいっているのは静岡県くらいだという話を聞きました。

私の研修医のスタートは富山県で数年そこで働いていましたから、

当時の富山を思い浮かべると、何となくそれは実感します。

そしてこの土曜日は県内の耳鼻科の先生達に配る雑誌の編集会議がありました。

大学、基幹病院の先生や私のような開業医とそれぞれの立場のものが参加しているのですが、

会議も”質の良い本を作ろう!”と積極的な意見が多く、終ってからも和気あいあいと打ち上げまであり。

出身大学や立場が違っても、会を楽しめる様にする。また自分が楽しんでしまうというのは、

静岡県民の美徳なのではないか?と感じました。

穏やかな気候を反映して、穏やかな性格の人が多いように思いますしね。

せっかちな私でしたが、「なんでせっかちにしているんだろう?」と

こっちが恥ずかしくなってしまう程にのんびりですし。人の裏を勘ぐることなく、素直に物事をとらえる。

もしかしてこの美徳はちょっと前に話題だった国語Aの低下がなせる事なのかも?なんて。

でもこの全国最下位だった結果の話題になったときに、静岡県民Aさんは私に言い放ちました。

「だってどこかの県が最下位にならなければいけないんでしょ?静岡が引き受けた!」