院長ブログ

2013.11.03

マルチナ・ナブラチロワは約30年前、ちょうど私が中学~高校生の頃に

ウインブルドンで敵無しの女子テニスプレイヤーでした。

めがねをかけて筋骨隆々で、チェコスロバキアから来たサイボーグみたいになテニス選手。

それがナブラチロワでした。

CS放送のスポーツドキュメンタリーでクリスエバート(美人スポーツ選手のはしり)と

思い出話をする彼女の顔は皺がその穏やかさを強調するようで、

皺一つ動かさないで勝ち続ける、憎たらしい程強かった時とは別人でした。

イタリアには老いても美しく、うまく年を重ねるという言葉があるそうですが、

少なくとも私がみたそのドキュメンタリーにいるナブラチロワは美しく老いていました。

もう一つこの週末は日本シリーズの最終戦。”絶対エース”田中投手が9回のマウンドに立っていました。

25歳の彼の顔は古代ローマの軍隊なら100人隊長のような闘うそれで、

同じ年の坂本選手はまだバンビーノ(子ども)のようなのと好対照と思いました。

リンカーンは「40を過ぎた人間は、自分の顔に責任を持たなければならない」といいましたが、

どうやら40前でも顔の美醜は、生き方に反映されるようですね。

私も当然、顔に責任を持たなければならなく、

この休みに見た”美しく闘う顔”にならねばなりませんね。