院長ブログ

2014.01.13

二十歳のころ

今から25年前、二十歳を迎えようとしていた一人の女子大学生はとても複雑な気持ちでいました。

まだ学生なのに、大人になるといわれても。。。

大人になるってどういうことだろうか?飲酒や喫煙が出来ることではないと思うし、参政権?

自立してこその大人であって、20年生きていたからといって、祝えるのか?

学部の2年生で卒業まではまだ4年、授業も専門科目ではなくてドイツ語などの教養科目が中心で、

働く具体像が持て無かったからかもしれません。お祝い、おめでとう!の大洪水の中で、

そんなめんどくさい事を考えていたのが、二十歳の私です。

結局、成人式にも参加せず、もちろん写真館での写真撮影もせず、

休日なのを良いことに、スポーツジムで汗を流していました。

受験勉強からの反動か、二十歳の頃の私は、ただひたすら体をいじめていましたから。

自分はそんなだったけど、当院のスタッフは素直に昨日の成人式は振り袖を着て参加したようです。

きっと、ご家族も大喜びでしょう。別の見方をすれば、二十歳まで育ててくれた親へのお礼の式だから。

二十歳の私は子ども過ぎて、考えが及ばなかったけど。

自立といえば、大学を卒業したのが1994年。つまり今年は社会人二〇歳にもなるのだな。

と、しみじみしてしまいました。