院長ブログ

2014.06.22

W杯にオモウ

トルストイのアンナ・カレーニナは

「幸せな家族はどれも同じように見えるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」

で始まる。。。そこで、W杯である。

「勝ったチームはどれも同じように見えるが、負けたチームはそれぞれの負けた形がある」

としても、スポーツ紙の見出しにならないだろうか?

トルストイの偉大さをW杯で感じてしまう。

さて、それぞれの負けの形を緊急提言よろしく、日本中が叫んでいる。

昨日、耳鼻科医会でお話しした開業医の先生(女性、私より10歳くらい年上)は

「もう、監督をモウリーニョに頼むしかないかしら」とおしゃっていた。

ゴルフがご趣味のどの角度から見ても淑女の先生から出た言葉として驚いた。

もちろん一般人だけでなく、サッカー経験者からの提言も多い。

”独創的な、相手の嫌なことをしなさい!”

ん~そんな風には教育されていないのが日本人だ。

W杯で勝つには教育基本法から見直さなければならないのか。

昔なんかの本で読んだ国民性ジョークに、

定員オーバーの救命ボート、だれか男性に海に飛び込んでもらわなければならない。

声をかける船員はアメリカ人なら「英雄になれますよ」、イギリス人になら「紳士ですね」

ドイツ人なら「それがルールです」、そして日本人には「みんなそうしていますよ」

なんてのがあったが、とても言い当てていると思う。

さてこんなサッカー論(?)を展開している私ですが、

6/22の夜、BSではメッシのアルゼンチンとイランが録画だが闘っているのに

見ているのはテレ東の大食い世界選手権(日本、タイ、ドイツ、アメリカで戦う)。

今、熱くなっている多くのサッカーファンの人よ、間違っても私を相手にしないでください。