院長ブログ
2014.12.28
本年もありがとうございました。
休みに入った私は、新幹線の中で少し戸惑っていた。
今年最後の診療を無事に終え、最近の忙しさから解放され
実家に帰るこの時を待ちわびていたはずなのに。
なぜかと考えていると、「夜と霧」の一場面が浮かんだ。
ユダヤ人収容所から解放され自由になった時、筆者は収容所の仲間たちと、喜べたか?と尋ね合う。
そして長い間夢見た自由が現実となっても、すぐには喜べない自分に気がつく。
精神の極度の緊張のせいで「喜ぶ」ことができなくなったらしい。。。
どうやら私も秋からの緊張に、いつの間にか休む喜びを忘れていたらしい。
それとも無事に今年を終えた安堵の方が大きいのだろうか?
けれど、変わらないのはこの病院を支えてくれる方々への感謝だ。
こんな時は言葉が足りなくてもどかしいが"ありがたい"とスタッフやみなさんにどれだけ感謝してもしきれない。
緊張の後には弛緩が来る。
私にとってのトリガーはどうやらやっぱり雪らしい。
今日は珍しく晴れているが、列車が見慣れた灰色の空の下を通ると、やっと解放された気持ちになった。
みなさんも、良いお年をお迎えください!
今年最後の診療を無事に終え、最近の忙しさから解放され
実家に帰るこの時を待ちわびていたはずなのに。
なぜかと考えていると、「夜と霧」の一場面が浮かんだ。
ユダヤ人収容所から解放され自由になった時、筆者は収容所の仲間たちと、喜べたか?と尋ね合う。
そして長い間夢見た自由が現実となっても、すぐには喜べない自分に気がつく。
精神の極度の緊張のせいで「喜ぶ」ことができなくなったらしい。。。
どうやら私も秋からの緊張に、いつの間にか休む喜びを忘れていたらしい。
それとも無事に今年を終えた安堵の方が大きいのだろうか?
けれど、変わらないのはこの病院を支えてくれる方々への感謝だ。
こんな時は言葉が足りなくてもどかしいが"ありがたい"とスタッフやみなさんにどれだけ感謝してもしきれない。
緊張の後には弛緩が来る。
私にとってのトリガーはどうやらやっぱり雪らしい。
今日は珍しく晴れているが、列車が見慣れた灰色の空の下を通ると、やっと解放された気持ちになった。
みなさんも、良いお年をお迎えください!