院長ブログ
2015.03.01
ホイットニーよ永遠に。
4年前の2月から始めたブログは今回で218回になりました。
まあ、こんなに続くとは私自身も思っていなかったというのが本音です。
コメントをいただいたり、「ブログ読んでます!」って皆さんから声をかけていただいたので、
何とか続けられたのだと思います。ありがとうございます。
今ではこのブログを書く時間は大いなる喜びであり、ネタの無いときは多大な苦痛でもあり
いっぱしの作家気取りで締切に追われた気分になってみたりと私の日常に彩を与えてくれています。
読み返して”やっぱ好きだな~”と自己愛充満のお恥ずかしい回もあるのですが、
そんなときに限って拍手が少ないし、絞って絞って書いた義務感満載の回には
拍手が案外多かったりするので、病院をたたんで作家になることはこの4年で諦めました。
さて、私にとって先月とは昨年のブログにも書いたように”ホイットニー追悼月”であります。
誰が決めた?という世迷言には一切耳を傾けず、先月もきっちり追悼カラオケを開催しました。
そんな私が選曲したのは「I will always love you」。
売れに売れてあまりに売れ過ぎていたからひねくれものの私はこれまで絶対選曲しなかった。
加えて思い出を挙げるなら、一足先に医者になった先輩(男)が友人の結婚式の帰りに、
「学生時代にジャズだなんだって語ってきたのにさ、披露宴の入場は
♪エンダ~イ、アイ♪(I will~のサビの部分)だぜ、俺は奴も変わったと泣けたよ」と
文化的に落ちた象徴のように語られていたエピソードが選曲させなかった理由かもしれない。
話はそれるが、この曲は世界のあちこちで歌姫が発掘される時に歌われていることが多い。
ショパンコンクールならぬディーバコンクールがあるとすれば課題曲なのだろう。
この曲をホイットーニーとどれだけの差があるかで審査員は歌姫度を測っているのだ。
ということは”絶対音感”ならぬ”絶対歌姫”といえる。ホイットニーは。
私は追悼カラオケで”I will always love you"をその日に限って選曲してしまった。
今まで、選曲したことがないから知らなかったのだが、”ご本人映像”だったのだ。
この歌を在りしの日のホイットニーが歌ってる。大観衆の中で喝采を受けて(歌声は私だけど)。
お得意の”I will always love you"の”you”の部分ではみんなに指をさしている(あくまでも歌は私)。
画面を見つめているとホイットニーに♪I will always love you~♪と歌いかけている気になってしまって、
もうまともに歌えなくなってしまった。。。
今まで選んだことがないこの曲のボタンを押させ、元気な頃の姿を私に見せてくれたのは、
やぱりホイットニーの仕業なんだよなぁ。。。