院長ブログ

2015.06.14

専守防衛

先月のことで皆さんの記憶に残っていないかもしれませんが、

大阪の診療所で受付の女性が刃物で切り付けられた事件をご存知でしょうか?

ニュースの次の日、我が医院ではスタッフでその話が持ちきりでした。

何故なら事件が”耳鼻咽喉科”でおきたから。。。

耳鼻科は子供さんと、お年寄りが多い傾向にあります。

しょっちゅう(?)事件になる精神疾患の素因の方が、そうしばしば受診する科ではないので、

今まで患者さんが暴行に及ぶ事件を見ていても他人事のように感じていました。

しかし!今回はよく考えました。当院は、女性しかいない女所帯である。

若い子から落ち着いた(?)世代までとにかく私を含めた男子禁制の女性の職場である。

迎えるは不特定の人々。過去に思いをはせてみても、怒号、暴言は経験済み。

暴力こそなかれ、ニュースで起こったようなことが当院で起こったとしても不思議ではない!

と、俄然やる気になった私は、スタッフ+自分を守るべく防衛グッズを購入しました。

IMG_0890.jpg
さすまた(刺又)とスタンガン

当院はもちろん平和主義のため、暴力的に侵攻してきた人を

当院の敷地内において、防衛力をもって撃退するための手段として購入しました。

なんか、書いていたら日本の防衛方針と似ているなと感じてしまった。

けれど、ネットでスタンガンを検索していたら予想に反して、

口紅型スタンガンなど結構選べました。業者も多数です。

私は写真の通り、よくありがちな型を選びました。

スタンガン特有の”バツバツバチ”という音や光も戦意を喪失させる要素ということで、

はっきり目に見えるバチバチ機種を買わせていただきました。

試しにスイッチオン!すると、押している方が、戦意喪失でした。

心のどこかで、こんなものが簡単に購入できていいのかしら?

と、思わなくもないのですがまずは我がスタッフ、我が身を守るため!です。