院長ブログ

2015.09.06

REBECCA

制服の胸がきつくて爆発しそうな高校2年生だった頃、
50分授業1枠つぶしてクラスのカラオケ大会で競い合うように歌ったのがレベッカだった。
まじめな男子が歌う“悪い遊びを少し覚え始めた日から”のギャップに笑い、
担任の前で“いつだって輝くことヤヤヤ×2~知りたいのteacher!”と合唱した。
高校3年生では大学合格は影ふみみたいに足元で逃げていき、浪人生となった時にも聴いていたレベッカ。
”ひとりぼっちで歩き始めたから、もう振り返ることはできないね。灰色の日に行き詰まっても、あきらめはできないの”浪人生の独り暮らしの胸にはしみました。
思春期ど真ん中の16歳を更年期にさせるような時間を経て、今年の夏、レベッカが復活しました。
大人になる過程で、もう口ずさむこともなくなっていたけど、
静岡の東部の住んでいるというボーカルNOKKOが受診することもあるや知れぬと、
開業してから救急の担当になるたびに緊張していたりして。
4月の発表後からi-tuneでセピアに染まるメロディーたちをダウンロードし、
8月12,13日のライブは参加ができなかったけど、ライブ放送に合わせてWOWOWに加入した。
8/30の我が家はライブハウスと化して、1曲目からスタンディング、むくんでいる足の心配なんかしてられない!
横浜アリーナでのライブ放送では、今のNOKKOが歌うことを楽しんでいて胸にきた。
1990年のライブでは痛々しいという表現がぴったりで、歌詞を投げつけているように歌っていたから。
若さだけが自分の武器だったまだ何ものにもなっていない年だったから、
あの頃のレベッカの不安定さには気がつかなかったけど。
曲数を重ねるごとに、声の迫力が増していくNOKKO。
ああどうかレベッカ終らないでの願いもむなしくアンコールになり最後はもちろんMAYBE TOMORROW。
“ひとりひとりが歩き始めたから~”とわざと変えて歌ったから、瞳があつくショート見えなくなってしまったよ。
ありがとうレベッカ。この1週間、録画を再生しては泣きっぱなしです。

rebecca1.jpg    

P.S レベッカの歌詞から結構引用したブログです。何曲あるでしょう?