院長ブログ

2015.11.22

ぬいぐるみの怪

私の部屋に入った人は一様に「あんまり物がないね」と言う。

そう言われれば女の子の部屋には必ずあるような、ぬいぐるみや小物が無い。

ぬいぐるみや小物が好きな幼い女の子は一般的には多いが、

私は小さいときからあまり興味がなかったようだ。

誕生日プレゼントのリクエストも、グローブやバットだったし、少し大きくなってからも、

リクエストが許されれば世界地図やコンパスなど実用的なものをお願いした。

まだ若い頃、バリだったかグアムだか旅行した時には雑貨屋さんで目が死んでいたのだろう、

一緒に行った友達が、「ねえ、どんな風に雑貨が見えているの?」と聞かれたので、

正直に「未来のゴミに見える」と言ったら笑われた。

別にぬいぐるみが嫌いなわけじゃなくて、好きなものに夢中だったのだろう。

親も初めての女の子なのに予定調和が無く、戸惑ったと思うが、

”一般的に女の子の好きなものは嫌いなのね”という解釈でなくて

”これが好きなのね”と買い与えてくれたのではと思って感謝している。

そんな私が診察室の構成よりも頭を悩ませたのがキッズルーム。

私プロデュースだと殺風景に映ったのか、今あるぬいぐるみはいただいた物だ。

窓にちょっと並べるだけでも華やぐ。

アンパンマンキャラと、ポケモンのぬいぐるみが現在キッズルームにはあるのだが、

つい先日、そこにチーズとジャムおじさんが無言で加わってたのだ!

これは忘れものなのか?寄付なのか??

IMG_0970.jpg 
まだまだ足りない!と思われて、チーズとジャムおじさん加えたら楽しいな?というものなのか。謎です。

ちなみに規定の日までは忘れものコーナーに置いてあります。