院長ブログ

2016.04.10

家は3回建てると満足いくものになるんですよ

今年の4月の初めで、引っ越してから1年になりました。

なるべく疲れが取れるような部屋に、という依頼のとおりにリフォームしていただきました。

私が唯一、率先して決めたのはトイレ。オレンジ色の本棚を作ってもらいました。

タイルにもこだわり、六角形のタイルを選びました。オレンジの本棚に映えるように白色のを。

統一感を持たせるために、床だけでなく壁も同じ六角にしてもらおう!うん。

「床から壁になる90度に曲がったところも六角が連続するように」と職人さんにはお願いした。

「全部で4面ありますが、連続するようにできるのは1面だけですかね~一番目立つ面でやってみます!」

と返事をいただいて仕上げてもらったのがこの写真。

IMG_1025.jpg 
あ~、きちんとつながっているね。

ドアを開けて目に入るのはこの面なんだけど、でもでもトイレに座って目に入るのは

IMG_1027.jpg 
こっちの面、なんだよな~。。。

引っ越して1年。毎日、座って正面のこの壁を見るたびに悔しく(!?)

徒然草の第52段の締めの言葉を思い出しています。

「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり(小さなことにも指導者はいて欲しいものである)」

我慢できずに、現場監督にタイルについてスネたときに帰ってきた言葉がこのブログの題名です。