院長ブログ
2016.05.15
ツバメよ~今どこにいるのだろう。
私が今のマンションに来て、その後に越してきたのがつがいのツバメ。
去年は5~6匹くらいのひな鳥を育て上げ、(たぶん)無事巣立って行った。
ツバメを見ようと巣のある階でエレベータを降りると、音に反応したヒナたちが親がえさを持ってきたと
一斉に黄色い口を開けていたっけ。ごめんよ、お母さんじゃなくて。
あれから1年。今年は難渋していた感はあったが、去年と同じ巣にまた産卵したようだった。
風の強さに去年の巣は耐えられなかったのか、巣は2匹のヒナごと落ちてしまっていた。
マンションのツバメ好き住人さんが、つっかえ棒を使って巣を再建してくれたようだ。
今朝見に行くと、多分親鳥なんだろう。気になるのか巣の辺りを飛んだり、階段の手すりに停まり遠くを見ていたり。。。
ヒナは生きているだろうか?去年の巣を利用したところに問題があったのか?
毎年巣を作るマメなつがいと、前の巣を利用するちょっと手抜き(?)なつがいとでは
子孫を残せる確率は変わるのだろう。(必ずしも去年のつがいが同じ巣を利用するとは限らないらしい)
マメなつがいの毎年マメに巣を作ってする子育てと、手抜き(?)なつがいが去年の巣を利用する
数年に一度巣が落ちるリスクの中でする子育てを何世代か繰り返すとマメつがいの子ばっかりになるのだろうな。
これがダーウィンのいう自然淘汰か(間違っていたらごめんなさい)。
最近の東大の研究では、人間でも中学時代の「勤勉さ」「まじめさ」「忍耐強さ」を測り
4段階に分け、その高いグループと低いグループを比べると年収に差が出るということだ。
(平均で「勤勉さ」=63万、「まじめさ」=73万「忍耐強さ」=75万)
なんでも地道が良いのだね。