院長ブログ
2016.06.25
鹿児島放浪記
今週は木・金とお休みをとって鹿児島での”耳鼻臨床学会”に行ってまいりました。
4月の熊本地震でどうしようかと悩んでいましたが、
「鹿児島は大丈夫ですよ、是非行ってきてください」と鹿児島出身の患者さんに
後押ししていただいて無事帰ってきました。
心配していた天気は”晴れ女”こと看護師の小林さんの念が勝って滞在中雨は降りませんでした。
熊本、福岡が大雨の中、鹿児島は学会期間中雨を逃れました。
長崎鼻から見上げた開聞岳。小林さんはこの景色が一番気に入ったとのことでした。
私は景色よりも土産物屋で”幻の焼酎、森伊蔵”が3万3千円で売っていたのが長崎鼻での思い出です。
自分へのご褒美に。。。と一瞬財布のひもを緩めかけましたがね。
長崎鼻の前に寄ったのは知覧。
特攻平和会館に行ってきました。鹿児島に行くことがあれば是非寄りたいと思っていた場所です。
知覧からの特攻作戦は主に昭和20年4月から6月にかけて行われていて、沖縄が目的地です。
この日は6月23日。沖縄戦が終結した慰霊の日。
平和会館内では何とか我慢したけれど、飛び立ってすぐ見えたであろう開聞岳を長崎鼻から眺めていたら、
観光地の音楽としてユーミンの”ひこうき雲”に涙腺がゆるんでしまいました。
鹿児島は特別な演出をしてくれます。