院長ブログ

2018.11.11

花束を君に

宇多田ヒカルは私にとって音楽の黒船だった。
デビュー曲、「Automatic」の衝撃。
なかでも、♪な、な回目のベルで~♪、♪く、ちびるから し、ぜんとこぼれる~♪
日本語をそこで分けるか!?歌詞カード読まないとわからなかったよ!的な自由さに驚いた。
ファーストアルバム「First Love」の捨て曲のないクオリティーの高さにも。
日本語を分けるこの手法を私は”宇多田方式”と勝手に 呼んでいる。
宇多田以前の歌詞にもあったらスイマセンよ。

前置きが長くなったが、宇多田ヒカルの「Fantôme」を借りたので、
それを聞きながらこのブログを書いている。
彼女が親を想って作ったであろう曲、
ブログの題に選んだ「花束を君に」が今の私にも迫ってくる。
私も感謝を込めて花束をわたしたい人がいる。

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残念ながら、わたせなかったから、花束を病院に飾ろう。
去年の今日までならわたせたのに。