院長ブログ

2020.09.27

下田へ

ペリーが来航して日米和親条約を締結。下田と函館を開港。
中学時代の社会のテストで日本地図から下田と函館の位置を選ばせる問題が印象に残っています。
さて、その日からおおよそ40年、私は初めて下田に来ましたよ。
沼津の家を出てから2時間。下田の開国みなとに到着。
”はぁ~るばる、来たぜ!下田にぃ~”と感慨にひたっていると、
同乗者から「あ~間違えた、この遊覧船じゃない」と無慈悲な一言。
”えぇ~、この遊覧船でいいじゃない”とショックを引きずったまま、
目的地の『石廊崎岬めぐり遊覧船』乗り場に到着しました。
”ひなびた”という言葉はこの場所のためにあるようなそんな雰囲気です。
昭和感とでもいうべきか、音楽に潮騒のメモリーを流してほしい。

そんなこんなで乗船。入り江から石廊崎に出るところでは
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石廊崎をつくるジオ(溶岩)がハロウィーンのよう。

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外海(駿河湾)に出ると、自分が恥ずかしくなる(?)透明度!
こんなきれいな海ならシュノーケリングもできるだろう。
ということでの、、、

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秘境、ヒリゾ浜。
ありとあらゆる色のテントが並んでいました。
一番海側のテントは半分海中にあるんではないかいな?というほどで
静岡県内で一番人口密度が高い観光地と思われました。
混み混みのヒリゾ浜を横に、船に追いかけられ海面を飛ぶトビウオを見ながら遊覧船は元の入り江に。
沼津の人は身近過ぎるかもしれないが、北陸生まれの私にとって伊豆は憧れの観光地。
遊覧船一つをとっても下田と石廊崎では、ふり幅が大きい。
これは、伊豆の遊覧船をコンプリートしなくては!